
◆第61回七夕賞・G3(7月13日、福島競馬場・芝2000メートル)
リフレーミング(牡7歳、栗東・藤野健太厩舎、父キングヘイロー)が得意の福島で重賞2勝目を狙う。昨年は5着に終わったが、当地は3戦2勝。昨年8月の小倉記念(中京)をコースレコードで制したように、暑さを苦にしないのも魅力だ。
前走後は鮫島厩舎の定年解散に伴い、藤野厩舎へ。今回が転厩初戦となるが、調整も順調だ。1週前の7月3日には栗東・坂路で初コンビを組むミルコ・デムーロ騎手=栗東・フリー=が手綱を執り52秒1―12秒5。力強い脚取りで駆け上がった。2019年に死んだ父のJRA最後の現役馬が、復活星で健在ぶりをアピールする。