
【福島11R・ジュライステークス】◎ジョージテソーロから入る。前走は好スタートから二の脚も速く楽に主導権を奪うと、ハイペースで飛ばしながら早めに後続を引き離して押し切った。最後の坂で2着に詰め寄られた内容から、ほぼ平坦の福島に替わればパフォーマンスはさらに上がるとみている。
前走後はここを目標に逆算して調整してきたかいがあって仕上がりは良好。1週前は美浦・Wコースで自己ベストを更新する6ハロン81秒1。今週も馬なりでラスト1ハロン11秒6をマークするなど動きの良さが目立った。
もまれ弱いタイプなので理想はハナだが、当舞台の2勝クラスで2番手から5馬身差で圧勝したようにプレッシャーを受けない位置なら力を出せる。昇級戦でもハンデ55キロなら十分勝負になる。
アピーリングルックはキャリアの最低着順が2走前の4着。まだ底をみせないままオープンまで上がってきた。最軽量タイ53キロも魅力で初の福島でも逆転候補の筆頭だ。カズプレストは福島〈2〉〈2〉〈5〉〈4〉着と好相性。得意舞台に戻って反撃に出る。