
左手、左足の負傷のため休養していた池添謙一騎手=栗東・フリー=が7月2日の函館競馬場で調教騎乗を再開した。2頭の追い切りに騎乗。今週から復帰する見込みで、「サポートしてくれた方々のおかげで、何とか復帰に間に合いそうな感じ。頭数を制限する形ではあるが、乗るからにはいい結果を出したい」と決意を新たにした。
池添騎手は6月14日の函館スプリントSでミリアッドラヴに騎乗した際、同馬がレース中に急性心不全を発症して落馬。翌15日の宝塚記念のローシャムパークなど、6鞍が乗り替わった。
この日は今週デビューの期待馬ショウナンガルフ(牡2歳、栗東・須貝尚介厩舎、父ハービンジャー)にもまたがった。「ショウナンガルフに乗りたいという思いで、復帰を目指してきました」と期待を抱く一頭だ。