こんにちは、山本です。今週も栗東からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪
さて、昨日のこと。ミスターこと長嶋茂雄さんが天国へ旅立たれました。昨日、追悼ＶＴＲなどをたくさん見たんですが、あの有名すぎる「永久に不滅です」の引退試合はワタクシが生まれる２年前。つまり、現役時代を知らない世代になるんですが、何でしょうね、亡くなったと聞いた時に胸を突いた「ひとつの時代が終わった」という感覚。その存在感は「別格」ですよね。
２００２年までの、ほんのわずかな野球担当記者時代。西の球団担当だったこともあり、直接取材したことはありません。ただ、相手チームを担当した巨人戦の取材はあるわけで当然、同じグラウンドレベルで見たことは何度もある。取材していないこともあり、普通に「お～、長嶋さんだ」と完全にファン目線でした。最も覚えているのはＯＮシリーズとなった００年の日本シリーズ。ダイエー担当のぺーペーで、試合をほぼ見れない周辺取材メインだったんですが、あの時の盛り上がりたるや、本当にすごかった。長嶋さん、王さんが動く方向に、取材陣がつくる大きな人の波も動いている感じ。王さんは取材させてもらったこともあったんですが、ああいう舞台で見る二人はスター。素直にそう思えるほどの雰囲気がありました。
昔話はこれぐらいにして、そろそろ本題へ。ご冥福をお祈りいたします。
まずは須貝厩舎。当社ＨＰの記事にもありますが、ソダシの妹になるマルガ（牝、父モーリス、母ブチコ）は北海道デビューを目指すことが正式に決定。詳しくは記事を見ていただくとして、今後の時期に関しては、あくまで馬の状態を見ながら。今日は栗東・ＣＷコースでしっかり負荷をかけ、明日放牧に出されます。
同じく栗東にいる組ではグロリアスマーチ（牡、父モーリス、母ヴィクトリーマーチ）が本州でのデビューを目指し、そのまま進めていくようです。「体力はしっかりあるし、１８００メートルにも対応できそうな体をしている」と須貝調教師。この馬、調教をやり始めてから、評価がグイッと上がっている気がしますね。
続いては福永厩舎。まずは今週の東京でのデビューを予定していたクールマイユール（牡、父コントレイル、母ステラスター）は「成長を促すため」（福永調教師）に一度、放牧へ出されることになりました。あと、今日の栗東にエリカエクスプレスの全妹になるエンタイスドの２３（牝、父エピファネイア）が入ってきていましたね。
来週デビュー予定は２頭。ゾンニッヒ、チムグクルの下になるダイヤモンドノット（牡、父ブリックスアンドモルタル、母エンドレスノット）は６月１４日、阪神芝１２００でデビューすることになりました。鞍上は川田Ｊ。「今日はめちゃくちゃ動いた。１２００で前に行ける馬ではなくて、追ってからがいいタイプだと思う」と福永調教師は末脚を生かす競馬を思い描いていました。
そして、ワタクシがＰＯＧドラフトで指名しましたザタイムハズカム（牝、父キタサンブラック、母ワッツダチャンセズ）は来週１５日の阪神芝１８００でデビュー予定。こちらは今週、実戦でも手綱を執る川田Ｊが騎乗しましたが、今週の取材の感触はよかったです。福永調教師から「将雅は走ると言っていたし、ポテンシャルがあるからね。すごく脚が軽い」といいコメントを聞くことができましたからね。元々、ゲート試験の時からトレーナーの好感触が伝わっていた馬。そうそう、福永師から「何か動画で話していたよね」と話を振られ、まさか見られていたのかと結構焦りましたが、改めて「走ると思う」と聞いて、本当にホッとした次第です。
最後は友道厩舎。友道調教師に「明日入ってくるよ」と栗東入厩を教えてもらったのはシェリデュース（牝、父シルバーステート、母ダストアンドダイヤモンズ）。そう、あのドウデュースの半妹です。正直、想定よりも随分と早い。「今回はゲート目的ですけどね。牝馬だから、タイプが違う。コンパクトにまとまっている感じです」とのことですが、まずは栗東でその姿を一度見たいところです。まぁ、無事に進んでいるということが分かり、ホッとはしていますけどね。
今日はここまで、また明日です。ではでは
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