こんにちは、山本です。今週も栗東からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪
さて、日曜日から大相撲夏場所が始まっております。競馬に携わる前は野球を始め、色々な現場で経験を積ませていただいた時期もありましたが、相撲っていうのは全くノータッチ。子供の頃に大分で一度見た記憶はあるけど、遠い昔のお話で。
それが、昨年か一昨年の函館だったでしょうか。巡業が来ていたようで、宿泊先のホテルで力士の方を結構見かけたんですよ。で、浴衣に大銀杏姿っていうビジュアルによるものなのか、何か違う世界の人のようにすごく大きく見えるんです。取材でプロ野球選手やラグビー選手、バスケの選手なども話を聞いたこともあるけど、何か明らかに違う。特に函館で言うと、路面電車に乗っている姿を見かけた時、普通に「すげーな」と思いましたもん。ご存じの通り、ジョッキーは体重を重くしてはいけない職業ですが、それにしても力士さんの威圧感たるや…。今も結構、覚えています。
ということで、久々にナマの相撲を見たいなと少し思ってきたところで、そろそろ本題へ。今日は栗東のナマ情報から入りましょう。
福永厩舎にセレクト５・２億円馬のサガルマータ（牡、父コントレイル、母コンヴィクション２）が入ってきています。「来週ぐらいにゲート試験かな。いいよ。乗り味がいいし、いいフットワークをしている」と福永調教師も好感触を口にします。現時点ではゲート合格後、一度放牧に出し、態勢を整えるというプラン。いずれにせよ、いい手応えを持っているようです。
栗東にはゲート試験合格組も戻ってきています。オオバンブルマイの弟になるペントハウス（牡、父サートゥルナーリア、母ピンクガーベラ）です。こちらは６月８日の阪神芝１４００メートルを岩田望Ｊで予定しています。「馬格があるし、操作性もある。マイルでもいいと思うけどね」との見立てですが、まずはスピードが生きそうな条件でデビューＶを目指します。
あと、先日の当社ＨＰでも触れていたクールマイユール（牡、父コントレイル、母ステラスター）は６月８日の東京芝１４０メートルに武豊Ｊで出走。さらに１日前、６月７日の阪神芝マイルにはアスクエジンバラ（牡、父リオンディーズ、母ハニートリップ）が岩田望Ｊでスタンバイしています。伯母にストレイトガールがいますね。「初戦から動けそうなタイプの馬で素軽い」と、こちらも手応えがあるような雰囲気でした。あと、２週目の阪神芝１２００にはダイヤモンドノット（牡、父ブリックスアンドモルタル、母エンドレスノット）も予定しているとのことでした。
ここから春の取材会で触れた馬のご紹介。基本は３月下旬に聞いた話です。今日は牝馬を中心に。まずはザタイムハズカム（牝、父キタサンブラック、母ワッツダチャンセズ）です。馬主はＧ１レーシング。母は米Ｇ１の勝ち馬です。すでにゲート試験合格ずみで、阪神デビューを見据えて、近いうちに戻ってくるようです。この馬ねぇ、福永調教師の入厩後の評価がグンと上がった感じ。跳びのよさを口にしつつ、「いい馬やで。ゆったりとした距離が合いそう」と説明してくれました。順調だからこそ、の阪神デビューと言える存在だと思います。
続いてはロングトールサリー（牝、父キタサンブラック、母グローバルビューティ）です。馬主はエムズレーシング。兄にミッキーゴールドがいる血統で、セレクト１歳セールでは１億５００万円で落札されました「胴が長くて、結構ゆっくりやってもらっている。まだ、大きくなりそう。トモも高かったし。あまり焦らずに。性格は問題ない。スケールを感じる」と長い目で見守りつつですが、感触は悪くありません。
社台ＲＨのアンジュドジョワ（牝、父キタサンブラック、母ピースエンジェル）も育成はゆっくりのようですが、「（早い組に）食らいついている頑張り屋さん。キタサン産駒でそんなに成長は早くないけど、良くなりそうな馬」と評価します。クラブの馬でいえば、ケールハイム（牝、父エピファネイア、母ドナウブルー）もいますね。馬主はサンデーＲ。叔母には３冠牝馬のジェンティルドンナがいます。口向きに難しさがあるようですが、「馬自体は悪くない。形もいいし、スピードがありそう」と短距離路線を考えているようです。
最後はエアヴァイブス（牝、父コントレイル、母エアジーン）です。福永師も乗っていた母の初子になります。意外にこの母系、ハルーワスウィート一族なんですよね。成長の過程で父や、母び父のハービンジャーが出てきたりしたらしいですが、最近はコントレイルっぽいとのこと。「身のこなしは良かった。もっと、サイズが４５０～４６０ぐらいになってほしい」と成長を期待しつつ、現状を説明してくれました。
ということで、すいません。水曜に書き始めたのに、木曜の更新となりました。今日の夕方もやります。また、後ほどです。ではでは
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