
こんにちは、山本です。今日は競馬開催日というのに、西宮の自宅からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪
まずはお知らせ。昨日、最近は恒例となってきた馬トクPOGドラフトの動画収録を行いました。今年も山本、坂本のブログ担当に加え、牧野先輩&キュン水納記者も参加。まぁ、駆け引きもありつつ、ワイワイやっておりますので、来週あたりの公開をお楽しみにしていただければ、と。
さて、本日の紙面コラムにも書きましたが、今週月曜に鳥取県の大山ヒルズへ行きました。早朝の車移動だったのですが、なかなか距離感がつかめず、2時間近く早く着いてしまって…。事務所の応接スペースに座らせてもらっていたのですが、そこにやって来たのが調教に騎乗する武豊J。4~5人で前日のNHKマイルCの振り返りを聞かせてもらったり、1時間ほどですかね。武豊Jとじっくり座って、話に参加させてもらう機会も貴重ですから、楽しい時間でした。
そして、この後です。今回の本来の目的、キズナ像の除幕式が終わった後でした。非常に立派なキズナ像の前で、武豊Jが立っている。そこで集まっていた我々に「写真撮りますか?」と声をかけてくれたのです。ざわつくワタクシたち。キズナ像の前で豊さんを囲んで集合写真、とは何て豪華な…。と思っていると、さらに「一人一人でいいですよ」と、うれしい言葉が。何と2ショットです。いやね実際、2ショットお願いします、なんて記者としては言いづらいんですよ。
この時の我々のはしゃきっぷりたるや、平均年齢40歳を超えているメンバーでしたが、まるで少年のような感じ。ワタクシも「ネクタイ曲がってないよな」とか急いで確認しつつの撮影でしたが、近年にないほど直立だった…。しかし、こういうのを「神対応」というのか。興奮しました。
ということで、そろそろ本題へ。今日は今週の栗東で聞いた話から触れていきましょう。まずは中竹厩舎。姉にスカーレットカラーを持つカモンレイル(牡、父コントレイル、母ヴェントス)は阪神初日、6月7日の芝マイルを坂井Jで予定しています。「やっぱり、いいですよ。バネによさを感じるし、柔らかさを感じます」と中竹調教師。今回はマイルからの始動になりますが、「このレースで距離適性を見たいですね」とのこと。このレース、現2歳世代の開幕選になりますが、いきなり現2歳で注目を集めるコントレイル産駒がベールを脱ぐことになりそうです。
続いては寺島厩舎。こちらは開幕週に2頭がデビューを予定しています。まずは東京の芝1800を予定しているのがシーミハットク(牡、父オルフェーヴル、母ブルーミンバー)です。鞍上は坂井J。姉にフラワーC2着のトーセンブレスがいます。「今週1本やって、まだ分かっていない感じでしたけど、慌てさせるタイプもないと思うので、まずはこの距離から。ゆったりした条件が合いそうです」と寺島調教師は説明します。
そして、阪神の芝1400を予定しているのがエボニードール(牝、父キタサンブラック、母ヴィクタシア)です。「お母さんが短い距離だったようですし、行きっぷりがいいんですよね。体も420~430キロぐらいで、気のいいタイプです」とこちらは速攻系としての期待でしょうか。
次は松下厩舎。当初、宝塚記念デーの芝1800でデビューを予定していたチェルヴァーラ(牡、父エピファネイア、母チェッキーノ)なんですが、捻挫で栗東への入厩及びデビュー戦を延ばすことになりました。「まだ、この時期ですし、急がなくてもいいですからね」と松下調教師。姉にチェルヴィニアなどを持つ良血馬だけに、またしっかりと態勢を整えてからになるでしょうね。
あとは3月に話を聞いた松下厩舎2歳馬のご紹介。まずは厩舎ゆかりの血統馬です。ゴリョウセイ(牡、父キズナ、母カラクレナイ)はお母さんが重賞勝ち馬。馬主は社台オーナーズです。実は一つ上が死んでしまい、初年度は不受胎だったというんですよね。だからこそ、松下調教師は「やっと来ます」と笑顔。「いい馬ですよ。ソエか骨りゅうはあったようですが、いい馬です。体はしっかりあるし、体的には距離の融通は利きそうです」。お母さんは気性的に短距離を使っていた面が大きく、こちらは父キズナですし、クラシック路戦を見据える存在じゃないでしょうか。
続いてはジョーヴェスタ(牝、父パイロ、母ジョーカナチャン)ですね。馬主は上田江吏子さん。お母さんはアイビスSDを勝っています。「結構幅があって、スピードがありそうなタイプ。短いところですね。トモの感じはジョーカナチャンに似ています」とのことで母同様の路線、またはダートへ行くんでしょうかね。
現オープンのジューンアヲニヨシの下になるオールブランニューの23(牡、父ディーマジェスティ)は兄姉もコンスタントに走っている血統。馬主はフジイ興産です。「この馬はバランスがいいですよ」とのこと。最後にケンタッキーホーム(牡、父ゴールドドリーム、母フォンタネットポー)は砂志向が強そうですが、好感触の一頭。馬主は三田昌宏さんで、ノーザンミックスセールで3900万円がつきました。「いい馬です。1200、1400の馬じゃないですね。ダートで面白そう」と期待します。
ということで、ネット限定「厳選馬」をどうぞ。
東京5R・9イフルジャンス(前回は発馬のロス痛いが、伸び脚は秀逸。同じ舞台なら好戦必至)
続いては馬券王への道 延長戦をどうぞ。
京都2R・9アニュレス(思い切った先行策に出た前走は差し競馬。通用の力あり)
京都3R・13ドロップオブレイ(前走は展開が厳しかったうえ、微妙に狭いゾーンにはまる。見直す)
京都5R・8スリーキングス(鞍上は砂向きの見立て。2戦目で決める)
東京12R・15ツークフォーゲル(叩いた効果大きい。先行激化で浮上)
今日はここまで、また明日です。ではでは
「馬トクPOGプリント」を全国の主要コンビニのマルチコピー機で発売中です。「社台ファーム」、「追分Fリリーバレー」、「ノーザンF早来」、「ノーザンF空港」(いずれも両面)がセットになった商品が600円、牧場毎の商品が300円と、求めやすい価格です。ヤマタケ記者(山本武志記者)の厩舎レポートやヤマタケ記者、牧野記者の注目馬10頭のリストつき。購入方法はこちらから。